株式会社マグマスタジオ（magma studio）

マグマグマと仲間たち

昔々……
チバーの国、ガーソン地方のコビア大火山に、恐ろしい怪物が住んでおりました。
巨大な熊の様な姿をした怪物はとんでもない暴れ者で、毎日ふもとの村に下りてきては、悪行の限りを尽くしておりました。

困り果てた村人たちは、村はずれに住む偉い魔法使いに助けを求めました。
村人たちの願いを聞き入れた魔法使いは仲間を呼び寄せ、怪物に戦いを挑みました。

戦いは１週間続きました。
魔法使いたちはボロボロになりながらも、どうにかこうにか怪物を封印する事に成功しました。
こうしてこの地に平和が訪れたのでした……が？

熊の様な怪物・魔熊。かつては強大な魔力でこの地を恐怖に陥れたが、現在はその力をほとんどを封じられ、少しだけ熱さに強いだけのクマにされてしまった。パグマ様に、人間の子・マグミの養育を命じられ、文句を言いつつ日々育児に奮闘している。趣味は料理。

赤ん坊の頃に、パグマ様が何処からか連れてきた人間の女の子。5歳。とても人懐っこく、なんにでも興味を示す元気な子。野菜が苦手。ストレスが溜まると周囲に冷気と氷を発生させる。どうも普通の人間の子ではなさそうな……。

偉大なる魔法使い。仲間たちと共にマグマグマを倒し、その力を封印してこの地を救った。どこからか赤ん坊のマグミを連れてきた。普段は犬の姿をしているので、マグミからは「わんこ」と呼ばれている。パンとワインが大好き。

かつてグマーが魔法で操っていた双子のサラマンダー。マグマグマの子分として一緒に悪さを繰り返していた。グマーの能力が封印された為、元のトカゲの姿に戻ってしまった。緑色の方が兄のテオ、青い方が弟のリオ。グマーにこき使われた事を恨みに思っていて、事あるごとにいたずらを仕掛けてくる。

ガーソンの遥か東にあるタナリ地方の岩山地帯に住む、鳥の様な姿をした一族。翼はあるが空は飛べない。小柄でかわいらしい見た目とは裏腹にとても勇敢で、血の気が多い。とある事件をきっかけに、何人かが大火山に移住してきた。お酒が大好き。